ちょっと真面目なボランティアのお話
こども食堂ボランティアをやってると言うと、すごいね偉いねと労ってもらいますが、まったくもってすごくも偉くもありません。
謙遜ではなく、マジな話です。
「食事は365日、毎日3食必要なもの。月に1、2回食事提供したくらいでいい気になるな」(意訳)と社協職員の友人に言われたときに、そのとおりだと思いましたね。
こども食堂のイメージばかりが先行して、問題の本質が見えなくなってると感じる昨今なので、この言葉を噛みしめてます。
自分たちのやってることは焼け石に水。だけど、やらないよりはやった方が少しはマシ。むなしくもなるけど、これが現在地です。
ただ、私たちが目指してるのは、こどもたちを被支援者のままにしない、ということで、希望する子にはスタッフに加わってもらい、一緒に活動するようにしています。
役割ができることで、自己肯定感や自信に繋がるきっかけになるかも、ということです。
別に自慢するわけじゃないけど、ここまで見据えて活動してる団体はあまり周りにはいません。
まあ、小規模ゆえに、こどもたちと密接に関われるからこそかもしれません。
いろんな団体があって、それぞれに役割を果たしているから、どれが良いとか悪いとかではありませんが、弱小団体でもやることやってんだよ。とは言いたい。
去年の助成金申請で某大型団体とバチバチやりあって、挙句「お前らはクローズの小規模団体だから金は出せねぇ」(意訳)と言われてブチ切れたことへの当てつけです。だいぶ根に持ってます。(笑)※詳細は7月31日の記事参照
ま、こどもたちと一緒に遊んだり、たわいもない話で盛り上がったり、それが単純に楽しいから続けてるんですよね。それで十分じゃない?って思ってます。
こどもたちが作った紅茶シフォンケーキ。
めっちゃ美味しかった❤
こんな楽しみもあるのです。

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